大会について
大会趣旨
我が国は広大な海域を有しており、多様な海洋資源を活用した新産業創出が進んでいる。沖縄近海においても海底熱水鉱床や潮力・波力等の多様な海洋資源が存在しており、沖縄県の「沖縄21世紀ビジョン」では、次世代のリーディング産業の一つとして海洋産業を掲げている。
このような背景より、海洋産業における海洋ロボットは有望分野であることから、このたび当該分野の研究・教育等の活性化を目指し「第9回 沖縄海洋ロボットコンペティション」(以下、海洋ロボコン)を開催する。
本大会は高等教育機関や企業等の研究開発成果を発表する場となり、また県民や児童生徒・学生にとって沖縄の海洋資源関連産業や海洋ロボットの可能性について理解を深める場となる。
2023大会から洋上風力発電の調査やメンテで活躍する
海中ロボットの開発に挑戦しています!
2050年までに日本はカーボンニュートラルを目指し、再生可能エネルギーの導入が求められています。洋上風力発電は主力電力化の切り札とされ、SDGsの目標7と14の達成にも貢献できます。
洋上風力発電の建設には、AUV(自立型海中ロボット)の活用が検討されていますが、高額(数千〜数億円程度)な開発費用が掛かるため、国産化・産業化の課題となっています。
本競技会の知能チャレンジ部門では、洋上風力発電設備の立候補地の海底調査や、設置後のメンテナンスを「安価」で実現することを目指したレギュレーションを設定し、参加者に挑戦してもらいます。
開催日・会場(予定)
- 令和6年11月16日(土)
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開会式 宜野湾マリン支援センター 練習航行 宜野湾新漁港 - 令和6年11月17日(日)
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競技 宜野湾マリン支援センター 表彰式・閉会式 宜野湾マリン支援センター
主催等
主催:沖縄海洋ロボットコンペティション実行委員会